ここは、e.G.U.A.R.D.戦史研究室です。
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註)詳細については、語りべの記憶によるところですので、
  正しい情報がありましたら、随時訂正させていただきます。
  この日のミッション参加者は、名前が赤色となっています。

1999年9月23日(木) 福岡市 福岡ドーム夏の戦い

「台風の夏」  怪獣DISA(ディサ)登場
 
 G.U.A.R.Dの大気圏外遠距離センサが、強力なワームホールの到来を
感知したのは、8月の初めだった。これまでにない強力な変動波を伴った
ワームホールが、日本を直撃する!!
世界各国のG.U.A.R.D.に日本への結集命令が下された。
 
 直撃日時は、9月23日、午後1時、福岡ドーム!
怪獣の現出が予想される!
行動可能な部隊は現地へ結集せよ!
 
 しかし、この日を境に、世界各国で地震や台風、大雨の発生が相次ぐ
こととなる。日本も例外ではなかった。これは、根源的破滅招来体の影響か?
各国のG.U.A.R.Dは、対応にエネルギーを傾倒せざるおえなくなった。

9月21日
 日本海溝付近で作戦行動中のチームマーリンが、根源的破滅招来体からの
ものと思われる攻撃を受け、作戦遂行不能となる。

9月23日 
12:00 ドーム内ルロケンベース
 ドーム周辺は、迫り繰るワームホールの危機に騒然となっていた。
ドーム内に設置された「ルロケンベース」のレーダーの前。
敦子   「おかしいわ、この台風、動きが早くなり出した!
      福岡へ向かってる。。。」
 
九州の南海上にあった超大型台風が動き始めた。

12:59 ドーム内ルロケンベース
敦子   「ワームホール、大気圏突破。上空に。。。あ、怪獣現出!
      に、二体!」
 
12:59 ドーム周辺
倫文   「きやがった!回線つないで!」カメラを構える。
G.U.A.R.D地上部隊の一般兵 「下がって下さい。危険ですから!
      さあ、さがって!」

13:00 ドーム上空
 X.I.G.のファイターが4機、フォーメーションを組みながら警戒に
あたっている。
梶尾リーダー「怪獣がワームホールより現出したら、地上に到達する前に
       完全撃破する。」
梶尾リーダー「怪獣がワームホールより現出したら、地上に到達する前に
       完全撃破する。」
にゃごんリーダー「怪獣がワームホールより現出したら、地上に到達する前に
       完全撃破するのよ!」
柴犬    「了解!」
 なぜか、梶尾リーダーが二人も駆け付けた。母なる大地の恵みか?

13:01 ドーム上空 ピースキャリー
我夢    「おかしい。この台風、この怪獣に誘導されたのでは。。。」

13:01 ドーム上空
 怪獣DISA(ディザ)現出!2体!その容姿たるや(中略)だ!
浮遊能力があるらしく空中で停止している。ファイターの攻撃が開始された!
ブレイク!

13:02 ドーム上空 ピースキャリー
我夢    「ダメです。変動波の影響で、武器の威力が半減してる!
       攻撃を1体に集中して下さい!」
にゃごんL 「各個撃破ね!さあいくよ!」

13:04 ドーム内ルロケンベース
敦子    「おかしいわ、ワームホールが消えない、これって、、、。
       我夢!」

13:05 ドーム周辺
倫文    「あ、にゃごんさんが。。。」
怪獣DISAの触手に触れて、にゃごん機は百道浜に不時着!

13:06 百道浜
にゃごんL 「だめだわ、再起動できない。。。」
柴犬    「あきらめちゃだめっす!リーダー。
       ぎりぎりまで頑張って!。」

13:07 ドーム上空
梶尾リーダー「こいつら、お互いにエネルギーを補完してダメージを
       回復しているようだ」
梶尾リーダー「こいつら、お互いにエネルギーを補完してダメージを
       回復しているようだ」

13:08 百道浜
今まさに、怪獣の触手がにゃごん機へ!
 
と、その時、どどどどど、くり出される砲弾、吹き飛ぶ触手!
にゃごんL 「なに?何がおこったの?」
男の声がレシーバーから流れる。
      「ファイター、俺が援護する。早く離脱しろ!」
にゃごんL 「だれ?」
男     「G.U.A.R.D.環太平洋部隊、柊(ひいらぎ)」
柴犬    「柊准将!」
柊准将の手にはX.I.G.バルカンが握られている。
にゃごんL 「補助パワーをメインに回して、、やった!起動!」

13:10 百道浜上空
チームアニマルが戦線に復帰した。しかし、、、

13:11 百道浜
柊准将   「我々の火器も無限ではない。。。藤宮どこにいる。
       力を貸せ。。。」
 
台風の為か、高くなった波を背に、一人の青年が現れる。
そして、浜辺へ倒れ込んだ。
 
柊准将   「藤宮!」
藤宮を抱きかかえる。(>証拠写真あり。)

13:12 百道浜上空 ピースキャリー
我夢    「変だ、波長の違う新しい変動波が、この下で。。。」

13:13 百道浜
柊准将   「む」
目を開けたとたんに、藤宮の体は、
分裂し二人の藤宮が誕生した。変動波の影響か?

13:14 ドーム周辺
倫文    「あ、ウルトラマンアグルだ!しかも2体」
G.U.A.R.D地上部隊の一般兵「下がって下さい。危険ですから!
       さあ、さがって!」

13:15 ドーム上空
梶尾リーダー「アグルを援護!」
梶尾リーダー「アグルを援護!」

13:16 ドーム内ルロケンベース
敦子    「我夢!ワームホールから新しい怪獣が現出するわ!
       気を付けて!」

13:16 ドーム周辺
倫文    「あ、ピースキャリーが怪獣にぶつかる!」

13:16 百道浜上空 ピースキャリー
新しく現出した怪獣は、他の2体を吸収し巨大化した。
我夢    「ガイアー!」

13:17 ドーム上空
にゃごんL 「ガイアだわ!」
柴犬    「アグルが消えた。。。」

13:19
怪獣DISAは、ついに百道浜へ上陸した。

13:20 ドーム上空
柴犬    「ガイアが消えた。。。」

13:21
柊准将   「怪獣、貴様をとおすわけにはいかない。」
梶尾リーダー「エネルギーが。。。」
梶尾リーダー「エネルギーが。。。」
にゃごんL 「どうすればいいの、」
柴犬    「リーダー!」
倫文    「く、くるぞ!」
G.U.A.R.D.地上部隊の一般兵「下がって下さい。危険ですから!
       さあ、さがって!」
我夢    「。。。」
藤宮    「。。。」  
藤宮    「。。。」 
敦子    「え、なに、何かがくる!
       怪獣の後方、海中からエネルギー反応が。。。」

13:22 ドーム周辺
倫文    「あ、あれは!」
全員    「セイレーン!」
海上に浮上したセイレーンは、凄まじい光の帯をDISAに照射した!
消え行くDISA。すべては、一瞬のことであった。
 
倫文    「お、おかしいぞ、カメラのファインダーの中じゃ、
       セイレーン、見えない。」
にゃごんL 「セイレーンは日本海溝のはず。。。」
敦子    「エネルギー反応が消える。。。」
柴犬    「今井さん?」
この時、柴犬は、チームマーリン[今井さんの心]を感じていた。

戦いは終わった。

17:36 博多駅上空
虹が現出。
それは、今日のミッションに参加した戦士達への地球からの贈り物だったに
違いない。
この出来事以降、このミッションは、「レインボーM2」と
呼ばれるようになった。

このミッションは、果たして成功だったのか?
現出した怪獣DISAの正体は?
セイレーンは幻だったのか?
答は、後世の科学者や歴史家の研究にゆだねよう。

DISAによって誘導された超大型の台風は、後日、チームアニマルの
秘密基地の存続を脅かすこととなったが、これはまた別の話であろう。

お客さまからの質問と解答

 Q1)ワームホールが直撃すると判っていたのに、
   なぜ敦子はドーム内にいたの?
  A. この件に付きましては、e.G.U.A.R.D.指令部より、
   報道の規制がかかっておりました。
   本日解除された情報によりますと、福岡ドームは、G.U.A.R.D.の
   特殊部隊を養成する為の秘密基地であり、ドームそのものは、
   超合金eZを使用した、相当の過重に耐える構造であるとのことです。
   つまり、指令部は、ワームホールの衝撃に十分耐えうると判断した
   訳です。。
   我夢隊員は、ワームホールの直撃より、むしろホールを利用して
   襲来する物体の影響を、事前にコマンダーへ進言していました。

 Q2)怪獣の名前「DISA」は、どうやって付けられたのか?
  A. ハッキリとした記録はないようです。
   各地で多発した災害は、怪獣が招いたと考えられています。
   ゆえに災害獣DISA(disaster)というのが一般化したと考えられます。
   過去にDISAという怪獣が存在したとしても、それは、今回の怪獣とは
   無関係です。

e.G.U.A.R.D.より今回のミッションに参加したevertail氏の写真もしくは
スケッチが間もなく公開されるとのうわさがあります。
>e.G.U.A.R.D.の装備解説が付く予定。

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