西暦2000年4月22日(前ページからのつづき)
フワッと機体が浮いて、車輪からの振動がなくなりました。
僕らは、今、飛んでいます
窓の下の景色がだんだん小さくなって。。。ぐらぐら、どん、!!
ひょー、揺れる揺れる、落ちるるる。。。
「風に翻弄される」って感じ!ちゃうちゃう、文字どおり、ときおり、
すんって落ちるんです。
ジャンボ機乗ってたら、これって、万が一落ちても助かる気がするって、
いつも思うのですが
こりゃ、違います。鉄板1枚隔てて外は、外!
友達は、教官の指示に従って、高度をあげ、周回のコースに(平然と、、、
この時は、後ろから、そう見えました。でも、彼の旅行記を見たら、
やはり。。。)入って行きます。
眼下に広がる紺碧の海、
珊瑚礁が見える位、
透明な海。。。
でも、最初の10分位が限界でした。うーん、気持ちが悪い。。。乗り物酔いです。
教官が「ジュラシックパークという映画見られました?恐竜達が倒れた木を
飛び越して行くシーンを撮影した場所がまだ残っているんですよ。ちょうど、あの谷の
辺りですね」と、教えてくれました。
しかーし、everは、もはや、後ろを見れる状況にありませんでした!
くくくやしひ。。。寝不足による乗り物酔い。昨日の昼寝が悔やまれます。
は、早く、空港へ着陸してくれないかなあ。。。まだ?まだ?って祈ってました。
幸い、オアフ島の北部は、気流が安定していて、それ以上ひどいことには
なりませんでしたが、、、。
教官に、「こんなに揺れるものなんですか?」ってお尋ねしたら、
「今日は、気流、安定してる方ですね。昨日の午後に乗った方は、
ひどかったですよ。」とのこと。。。
もとより、オアフ島の南側は、山脈から下って来る風の影響で、
気流が安定しないそうです。
で、島の北西部の小さな空港に着陸した後、everの操縦で、
その乱気流(笑)の中へ突っ込む
っていうすんぽうです(爆)

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